天井のシミ、ポタポタ…「いくら?今なにを?」に先に答えます。
雨漏りの費用は原因×部位×工法で大きく変動。
本記事は原因別の相場目安、火災保険・助成金の可否、そして最短の対処フローを一気に整理します。
まずは応急と記録、つぎに診断・見積へ進みましょう。
ハウスケアでは、写真だけで無料概算→最短当日現地調査へ。
火災保険・助成金の可否もその場で目安をご案内します。無理な営業はしません。
- 無理なセールス一切なし
- 細かいご質問も丁寧に対応
- ご相談・お見積もりは無料
お電話からも承ります!お気軽にお電話ください!
費用の“幅”と最短フロー

費用の“幅”は原因×部位×工法で大きく変わります。
目安は、屋根の部分補修3〜20万円、外壁クラック/シーリング2〜20万円、ベランダ防水15〜50万円、室内天井3〜20万円、屋根カバー70〜150万円/葺き替え50〜200万円。
足場の有無と下地補修で上下します。最短フローは以下です。
①被害の写真・動画を時系列で記録
②感電・漏電リスクの養生
③写真送付で概算→現地調査(散水/赤外線等)
④原因特定と保険可否判定
⑤同条件で3社見積
⑥工程・保証を確認し契約
⑦施工
保険申請は“塞ぐ前の記録”が通過率を左右します。
緊急度セルフ判定(Yes/No)

次の項目に当てはまるほど緊急度は高めです。
Yesの数で判定し、3つ以上なら応急処置(電源オフ・養生)→写真記録→連絡の順で。
配線・分電盤まわりは安全最優先しましょう。
□ 天井に新しい濃いシミが広がる
□ 雨音が局所的に強い/ポタ音が増えた
□ ブレーカー・照明付近の湿り
□ 台風・大雨・積雪後に発生
□ 壁紙の膨れ・剥がれ・変色
□ 窓枠・天窓からの垂れ
□ 屋根材の割れ・飛散が見える
□ ベランダ防水の浮き/排水詰まり
□ 小屋裏がカビ臭い・断熱材が湿っている
□ 漏れ箇所が複数、範囲が拡大中
→ Yesが3つ以上なら、まず感電防止・家電の電源オフ、雨脚の弱いタイミングで室内養生。
すぐに写真/動画を添えて現地調査を依頼がベストです。
雨漏りの費用相場|原因×部位×工法で把握(早見表)

目安のレンジです。面積・損傷度・下地補修・足場・季節(順延)で上下します。
部位 主な症状 / 工法 目安費用 (税込) 工期目安 注意点 屋根 部分補修(割れ・ズレ・差し替え) 3万〜20万円 半日〜1日 下地腐食があると追加。足場の有無で変動。 屋根 棟板金交換・貫板交換 3万〜12万円 1〜2日 風災後は保険適用の余地あり。 屋根 カバー工法(重ね葺き) 70万〜150万円 3〜7日 既存下地の状態確認必須。重量増に注意。 屋根 葺き替え 50万〜200万円 5〜14日 廃材処分・野地補修で上下。 外壁 クラック補修/シーリング打ち増し 2万〜20万円 半日〜2日 浸水箇所の特定が前提。 外壁 シーリング打ち替え 10万〜50万円 2〜5日 総メーター数で費用変動。 外壁 外壁塗装(防水含む) 50万〜180万円 7〜14日 足場・下地補修・付帯部で幅。 外壁 重ね張り(カバー) 100万〜200万円 7〜14日 断熱・通気層の設計確認を。 ベランダ FRP/ウレタン防水(改修) 15万〜50万円 2〜5日 下地の浮き・排水不良は別途補修。 室内天井 クロス張替のみ 3万〜15万円 半日〜1日 原因修理後に実施。再発に注意。 室内天井 下地補修+クロス張替 5万〜20万円 1日〜3日 石膏ボード交換で増額。 窓枠・サッシ コーキング補修・枠補修 3万〜25万円 半日〜2日 外壁側の劣化も同時確認。 天窓 周囲清掃・排水改善 3万〜4万円 半日 ゴミ詰まり・苔除去。 天窓 撤去・交換 20万〜90万円 1日〜2日 屋根材の一時撤去で増額。 付帯 雨樋清掃・部分交換 3,000円〜10万円 半日〜1日 勾配不良・割れは交換推奨。
補足(見積時に一緒に確認)
| 足場 | 設置の有無で、+10万〜25万円前後。 屋根+外壁同時施工で共有すると、10万〜20万円圧縮できることも。 |
| 下地補修 | 野地板・防水紙・胴縁腐食は別途。写真で根拠確認。 |
| 調査費 | 目視0〜3万円/散水5〜35万円/赤外線10〜50万円/発光液5〜25万円(範囲と難易度で変動)。 |
| 保険・助成金 | 台風・大雪等の突発的外力は火災保険対象の余地。 自治体のリフォーム補助は申請→交付決定後に契約・着工が原則。 |
比較のコツとして、同条件(面積・塗料グレード・回数・付帯範囲)で3社見積、数量・単価と下地補修の根拠写真を必ずチェックしましょう。
調査方法と費用の目安

雨漏り調査は、目的に合わせて、「原因の特定」「範囲の把握」「非破壊での確認」のどれを優先するかで選びます。
迷ったら、まず低コストで全体像を掴み、必要に応じて精度の高い調査を追加する二段階構成が無駄がありません。
- 目視(0〜3万円)
無料〜低コストで全体把握に最適。ただし隠れた浸入経路の見落としが出やすい。 - 散水(5〜35万円)
雨を再現して侵入点を確定。調査範囲が広いほど費用が上がる。 - 赤外線(10〜50万円)
非破壊で広域特定に強いが、気温差が小さい日は精度が落ちる。 - 発光液(5〜25万円)
微細な隙間の特定に有効。構造によっては適用できない部位も。 - ドローン(0.5〜5万円)
高所の安全確認に有効。ただし雨筋・浸出経路の確定は別調査を併用。
費用が膨らむ要因は、〈足場や高所作業の追加〉〈調査範囲の拡大〉〈下地劣化での追跡調査〉など。
見積では調査方法・対象範囲・単価の明記を依頼し、必要なら目視→散水/赤外線の順で二段階にしましょう。
なお、調査費を後の工事費に充当できる場合もあるので事前に確認を。
結果の説得力を高めるため、遠景→中景→接写の写真と実施日の天候メモも合わせて残しておくと、保険・見積比較・再発防止のすべてがスムーズになります。
火災保険の可否|通るケース・通らないケース

火災保険は突発的外力が鍵です。
台風・大雪・雹・飛来物などの災害起因は通りやすく、経年劣化・施工不良・放置は原則対象外。
申請は被害発生日から原則3年以内、契約の免責金額超えが必要です。
応急で塞ぐ前に被害写真(遠景/近景)を撮り、見積・図面・気象データを揃えましょう。
査定に合わせて工事範囲を調整すれば自己負担を抑えられます(自治体補助は同一工事の重複不可が多いので要確認)。
室内浸水時はブレーカーOFF、家財は家財保険を確認。
「全額無料」と煽る提案には注意し、納得できなければ再調査を依頼できます。
助成金・補助金の“使い方”

ポイントは「順番」と「準備」です。
下の手順どおりに進めれば、申請漏れや対象外を避けやすくなります。
①進める順番
申請 → 交付決定 → 契約・着工。先に工事を始めると原則対象外。
②市町村で違うこと(事前確認)
・受付方式:先着か抽選か
・施工会社要件:県内本店・市内事業所などの指定
・対象工事の範囲(外壁だけ/断熱・防水・バリアフリー等)
③書類とタイミング
募集月の1か月前から準備開始。
・見積書(数量・面積・単価・工程・塗料)
・図面・計画書、施工前写真
・所得関係書類 ほか
・公式サイトの様式を先にDLし、記入例も確認
④見積の比べ方
金額だけでなく、要件に合う設計に直してくれるか、申請サポート力まで比較(「一式」見積は避ける)。
⑤併用ルールへの対応
同一工事で国補助と重複不可の制度あり。必要に応じて工事区分を分けて申請する設計も検討。
⑥受付・提出の実務
会場提出か郵送可否か、募集日程、実績報告の期限をメモして抜け漏れ防止。
⑦写真の記録
被害の前/後と、工事の前/中/後を同じ角度で撮影・保存(申請・査定・完了確認に有効)。
補助金について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
→【2025年最新】山形県の住宅リフォーム支援完全ガイド|補助金制度や申請手順を徹底解説
→【2025年版】山形の外壁塗装補助金|市町村別の探し方&山形市の最新制度
山形県での外壁・屋根の補助金活用はハウスケアへ。申請要件の確認~書類作成まで無料でサポートします。
対応エリアは、山形市・東根市・天童市・大江町・朝日町・中山町・山辺町・南陽市・白鷹町・川西町・飯豊町・最上町・金山町・戸沢村・尾花沢市・大石田町です。
まずは「補助金の対象になるか」を無料診断してください。
- 無理なセールス一切なし
- 細かいご質問も丁寧に対応
- ご相談・お見積もりは無料
お電話からも承ります!お気軽にお電話ください!
工期の目安と季節性

工期の目安は、部分補修1〜3日、ベランダ防水2〜5日、室内天井3日〜1週、屋根カバー3〜7日、葺き替え5〜14日。
梅雨・台風・積雪期は順延で延びやすく、足場延長費が発生することも。
契約書に予備日・雨天基準・気温/湿度の施工条件、近隣配慮(洗濯・車両)を明記し、雪前は前倒しで工程確保することが重要です。
塗装は乾燥時間・塗膜硬化時間が品質を左右します。
強風・高湿度日は無理をせず、連続雨天時の対応も事前合意しましょう。
週次の工程表と日次連絡ルール、近隣告知のタイミングも合わせて決めておくと安心です。
DIYは“応急”だけ|やること・やらないこと

雨漏りは本修理はプロに。DIYはあくまで“応急”に徹しましょう。
| やること(応急処置) | やらないこと(事故・悪化のもと) |
|---|---|
| 感電防止のためブレーカーを落とす 家電を移動 | 高所作業、天窓周りの目張り |
| 室内はバケツ・ビニールで受け、床と家具を養生 | 脚立は角度は4:1、必ず二人作業 濡れた屋根に上らない、強風時の外作業は禁止 |
| 屋外は安全確保のうえブルーシートを広めに被せ、重しやロープで固定 | 天井に穴を開けての“水抜き”はNG |
| 被害と作業の写真を時系列で記録 | 無闇なコーキング・釘打ち (水の流れを変えて悪化します) |
DIYに関して、もっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
→【危険】外壁塗装のDIYはおすすめしない理由|プロが語る失敗例と正しい選択肢【山形県対応】
恒久対策の設計 × ケース別の目安

応急で水を止めたら、原因→対策→再発防止の順で“恒久設計”へ。
雨漏りは
①一次防水(屋根・外壁材)
②二次防水(防水紙/防水層)
③取り合い(谷板金・笠木・開口部)
の破綻が単独/複合で起きます。
- 設計の要点:谷板金交換/ルーフィング継ぎ手/立上り高さ/ベランダの防水+排水/サッシの水返しを図面と写真で確認。
- 工法選択の目安:下地健全=部分補修/軽微な腐朽=カバー/野地や下地腐朽=葺き替え。
- ケース別の目安:
①棟板金の飛散:3〜12万円・1–2日(台風/大雪起因なら保険余地)
②ベランダ防水劣化:FRP/ウレタン15〜50万円・2–5日(室内復旧は別)
③天窓浸水:清掃3〜4万円/撤去交換20〜90万円・1–2日
併せて外壁シール打替えや雪止め・板金の取り合いも同時に整えると再発抑制に有効です。
雨漏り対処は「順番」と「準備」がすべて

雨漏り対応は、応急→原因特定→恒久設計→同条件3社見積→(保険/補助の可否確認)→契約→施工→90日点検が最短ルート。
費用は原因×部位×工法で大きく変わるため、記録写真と根拠書類で“見える化”しつつ進めるのが失敗しないコツです。
次の一手は、写真送付で概算→現地診断予約→申請書類の下書きまで一気に進めておきましょう。
ハウスケアでは、長年の経験と専門知識を活かし、雨漏りの原因調査から修理まで丁寧に対応いたします。
火災保険や助成金の申請サポートも行っておりますので、費用面での不安も一緒に解消しましょう。
- 無理なセールス一切なし
- 細かいご質問も丁寧に対応
- ご相談・お見積もりは無料
お電話からも承ります!お気軽にお電話ください!
監修者プロフィール
代表取締役
私たちが心から嬉しいのは、お客様に喜んでいただける瞬間です。
今後の展望としては、まずは現在進行形でお世話になっているお客様の大切なお住まいに対し、喜んでいただけるような施工を心掛けていきます。目の前の打ち合わせや工事をしっかりと行うことで、自然と会社としても成長していくと信じています。
最後に、私自身を応援してくれる方々や協力してくれる仲間たちをがっかりさせないように、毎日必死に仕事に取り組んでいます。(笑)
これからも株式会社ハウスケアをどうぞよろしくお願いいたします。
執筆者プロフィール
株式会社ハウスケア編集部は、山形県を拠点に住宅リフォームやメンテナンスに関する情報しております。
山形県ならではの気候や特性を熟知し、外壁塗装や屋根修理など、住まいの維持管理に役立つ実践的なアドバイスを提供しています。
情報発信を通してを通して地元の皆様が安心して暮らせる住環境づくりをサポートいたします。
ハウスケア編集部
無料見積もり
ご相談はこちら