外壁に細い線のような「ひび割れ」を見つけたけれど、「すぐに雨漏りしているわけでもないし、大丈夫だろう」と思っていませんか?
確かに、ひび割れの中にはすぐに補修が必要ない軽微なものもあります。
しかし、見た目では判断できないような内部劣化が進行していたり、ひび割れを放置したことで数年後に大規模な補修が必要になったりするケースも少なくありません。
特にモルタルやサイディングといった外壁材は、経年や寒暖差によって必ずと言っていいほどひび割れを起こします。
山形県のように冬は雪と氷点下、夏は30℃を超える日もあるエリアでは、外壁材が日々伸び縮みし、ひび割れが生じやすい気候です。
この記事では、以下のような疑問をお持ちの方に向けて、ひび割れの種類と危険性、補修すべき症状の見極め方、信頼できる業者選びまでを分かりやすく解説していきます。
- 外壁のひび割れって本当に放置しても大丈夫?
- どんなひび割れなら補修が必要なの?
- 補修費用ってどれくらいかかる?
- 自分でできる?それとも業者に依頼すべき?
- 山形県で対応してくれる塗装・補修業者はどこ?
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外壁のひび割れは放置すると危険!よくある3つのトラブル

「ちょっとしたヒビくらいなら問題ない」と軽く考えてしまいがちですが、外壁のひび割れを放置することで、深刻なトラブルに発展する可能性があります。
特に構造材にまで影響が出ると、補修費用が数十万円単位になることもあるため注意が必要です。
以下に、実際に起きやすい3つの代表的なトラブルを解説します。
1. 雨水の浸入による雨漏り・断熱材の劣化
外壁の役割は、「見た目」だけではありません。
建物内部への水の侵入を防ぐ“外皮”としての防水機能が最も重要です。
ひび割れから侵入した雨水は、内部の断熱材や柱、木材に浸透し、湿気や腐食、カビの発生を引き起こします。
特に、冬場に入り込んだ水分が凍結することで、凍害(とうがい)と呼ばれる劣化現象を起こし、外壁の破損がさらに進行してしまうこともあります。
また、断熱材が湿気を吸うと断熱効果が大きく低下し、冷暖房効率の悪化や光熱費の上昇につながることもあります。
2. 壁内部の腐食やカビ・シロアリ被害につながる
雨水が浸入し続けると、壁内部に湿気が溜まりやすくなり、カビの発生や木材の腐食につながります。
特に木造住宅の場合、湿気のある場所を好むシロアリにとって絶好の繁殖環境となってしまうリスクも。
「外壁の小さなひび割れから始まったのに、気づいたときには床下の柱まで腐っていた」という事例も実際にあるほどです。
外壁の劣化は、建物の構造全体に波及する可能性があるということを忘れてはいけません。
3. 耐震性や安全性の低下につながる
目に見える外壁のひび割れは、建物の構造部分にまでダメージが及んでいる“サイン”である可能性もあります。
特に、0.3mm以上の幅があり、深さを伴っている「構造クラック」は、耐震性の低下や壁の崩落リスクにもつながる重大な症状です。
大きな地震や台風などの自然災害時に、外壁が十分な耐力を発揮できず、建物全体の損壊リスクを高めることもあるため、「なんとなく気になるヒビ」は決して放置すべきではありません。
補修が必要な外壁のひび割れとは?

外壁にひび割れを見つけたときに、「これは直すべきなのか?」「放っておいても大丈夫なのか?」と迷う方は少なくありません。
ひび割れには種類があり、見た目が似ていてもその危険度や対処の必要性は大きく異なります。
ここでは、補修が必要な外壁のひび割れの特徴と、見極めのポイントを詳しく解説します。
危険度の高い「構造クラック」とは?
構造クラック(構造的ひび割れ)とは、建物の構造そのものに負荷がかかることで発生する深いひび割れです。
特に以下のような特徴を持つ場合、早急な補修が必要です。
- 幅が0.3mm以上ある(ボールペンの先が入る程度)
- ひびが深く、指でなぞると凹凸がある
- 斜め方向や縦に大きく伸びている
- 雨水が入りそうな開口部やサッシ周辺に集中している
これらのひび割れは、建物の耐震性や防水性能を低下させるだけでなく、放置することで内部腐食・雨漏り・下地崩壊といった深刻な二次被害を引き起こします。
見た目は軽微でも要注意「ヘアクラック」
ヘアクラック(毛髪状ひび割れ)は、幅0.3mm未満の細いひび割れで、主に塗膜の経年劣化や外壁の伸縮によって発生します。
見た目は浅く、気にならないことも多いですが、放置すると防水性能が徐々に低下し、汚れの付着や藻・カビの原因になります。
また、ヘアクラックをそのまま放置して塗り替え時期を逃すと、次第に大きな構造クラックに発展することもあるため、塗装による予防的な補修が推奨されます。
クラックの見極めポイント【自己チェック用】
項目 | ヘアクラック | 構造クラック |
---|---|---|
幅の目安 | 0.3mm未満 | 0.3mm以上 |
深さ | 表面のみ | 外壁材の奥まで貫通 |
方向 | 水平・ランダム | 斜め・縦が多い |
危険度 | 低(要塗装) | 高(要補修) |
放置リスク | 美観劣化 | 雨漏り・強度低下 |
対応方法 | 再塗装 | 補修+塗装 |
判断が難しい場合は、プロの診断を受けるのが安心です。
→ 関連ページ:【保存版】プロが語るモルタル外壁塗装の極意:特徴・劣化症状・失敗しない塗料と施工方法
補修のタイミングと塗装の必要性

ひび割れの種類によって補修方法は異なりますが、いずれにせよ「早めの対処」がコストもトラブルも最小限に抑えるカギです。
ここでは、補修に適したタイミングや、塗装との関係について解説します。
小さなひび割れは「塗装」で予防補修が可能
幅0.3mm未満のヘアクラックや表面劣化の場合は、再塗装によって防水性を復活させることが可能です。
再塗装による効果:
- ひび割れの進行を抑える
- 塗膜による防水性・紫外線カット性能の回復
- 外観の美しさ・資産価値の維持
ひび割れが目立っていないうちに再塗装することで、将来的な大規模補修を未然に防ぐことができます。
→ 関連ページ:外壁塗装の塗料の選び方完全ガイド!種類別メリット・デメリットを徹底比較!
構造クラックは「補修+塗装」のセット対応が基本
構造クラックの場合は、単なる塗装では意味がなく、まず下地補修を行ったうえで塗装する必要があります。
主な補修方法としては以下のようなものがあります。
- Vカット工法:クラック部分を切り込み、補修材を注入して埋める
- Uカット+樹脂注入:深いひびに弾性樹脂を注入して強度を保つ
- シーリング材での充填補修:目地や細部の補修に適用
これらの補修を施した後に、防水塗装を重ねることで効果が発揮されます。
築年数別の補修・塗装目安
築年数 | 推奨対応 |
---|---|
〜10年 | 点検+塗装(防水効果が落ち始める時期) |
10〜15年 | クラック点検+補修+塗装が必要になるケースあり |
15年以上 | 補修+高耐候塗料での再塗装または外壁張り替え検討 |
→ 関連ページ:山形県の外壁塗装費用の相場はいくら?内訳や見積もり例まで解説!
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お住まいの状態を丁寧にチェックし、必要な施工内容を明確にしたうえで、わかりやすいお見積もりをご案内します。
費用面の不安を解消するためにも、まずはお気軽にご相談ください。
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自分で直せる?プロに任せる?判断基準とDIYの限界

外壁のひび割れを見つけたとき、「これくらいなら自分で直せるかも?」と考える方も多いでしょう。
ホームセンターなどではDIY用の補修キットも販売されており、手軽に見えるかもしれません。
しかし、外壁の補修は簡単に見えて、実は非常に奥が深く、施工の質によっては“補修したつもりが悪化させてしまった”というケースも多くあります。
ここでは、どこまでがDIYの限界か、どんな場合はプロに依頼すべきかを具体的に解説します。
DIYで補修できるケースとその注意点
以下のようなケースであれば、ある程度DIYでの対応も可能です。
- 幅0.3mm未満のヘアクラック
- 深さのない塗膜の劣化やチョーキング
- 雨が直接かからない1階壁面などの小範囲
この場合でも、下記の点に注意が必要です。
- 使用する補修材や塗料の適合性を確認する
- 表面をしっかり清掃・脱脂してから塗る
- 晴天が続く日を選んで塗布・乾燥させる
- 将来的には必ずプロの再塗装が必要になると心得る
一時的な対処としては有効でも、長期的に見ればあくまで応急処置に過ぎません。
プロに依頼すべき症状とその理由
以下のいずれかに当てはまる場合は、迷わずプロに診断・施工を依頼するべきです。
- 幅0.3mm以上のクラック(構造クラック)
- 2階以上の高所、足場が必要な場所
- 雨漏り・室内の湿気・カビが確認できる
- 外壁がモルタルやALCパネルなど構造に関わる素材の場合
プロに依頼すれば、以下のような安心のメリットがあります。
- 原因分析まで含めた正確な診断
- 適切な補修方法と塗料の選定
- 足場設置を含めた安全な施工
- 保証付きのアフターサービス(5~10年)
→ 関連ページ:知らないと損する!外壁塗装を火災保険でまかなうための3つのポイント
DIYとプロ施工の比較表
比較項目 | DIY | プロ施工 |
---|---|---|
費用 | 数千円〜数万円程度(道具・塗料含む) | 数万円〜数十万円(補修+塗装) |
作業の手間 | 自力で時間と労力が必要 | 業者がすべて対応(短期間) |
仕上がり品質 | ムラ・剥がれのリスクあり | 均一で美しい仕上がり |
長期耐久性 | 数ヶ月〜1年 | 10年以上もつ塗膜・補修 |
安全性 | 高所作業で落下・事故のリスク | 足場あり、安全管理万全 |
保証・責任 | すべて自己責任 | 工事保証・不具合対応あり |
DIYは「小規模・一時的」な対処としてなら活用できますが、住宅全体の資産価値や安全性を守る観点ではプロ依頼が圧倒的に安心です。
業者選びのポイント|後悔しないためのチェックリスト

「プロに依頼する」といっても、すべての業者が信頼できるとは限りません。
トラブルを避けるためにも、適切な業者を選ぶためのポイントを押さえておきましょう。
チェックポイント1|地域密着で実績があるか
山形県のように冬の凍害・夏の強い紫外線・豪雨など気候変化が大きい地域では、その土地の気候を理解した上で施工できる地域密着業者がベストです。
施工事例や対応エリア、創業年数、スタッフの資格情報などを確認しましょう。
→ 関連ページ:【2025年最新】山形県の外壁塗装業者おすすめランキングTOP8|後悔しない優良業者の選び方も解説
チェックポイント2|見積書に補修内容の明細があるか
信頼できる業者は、ひび割れ補修、シーリング、塗装、下地処理、足場代などを明確に分けて記載してくれます。
「一式」「セット価格」のみでは、後から追加費用を請求されることもあるため要注意です。
チェックポイント3|火災保険・助成金の対応があるか
外壁のひび割れが災害による場合、火災保険が使える可能性があります。
また、自治体によっては外壁塗装や補修に対して助成金制度を活用できるケースも。
申請に必要な写真や書類作成をサポートしてくれる業者であれば、自己負担を大幅に軽減できる可能性もあります。
→ 関連ページ:【山形県】知らないと損する外壁塗装の助成金完全ガイド|条件から申請方法、山形市の制度を解説
チェックポイント4|保証とアフター対応
ひび割れ補修や塗装工事は、5〜10年の保証が付くことが一般的です。
保証書の発行、点検サポートの有無、施工後の連絡対応など、信頼できる体制があるかを必ず確認しましょう。
早期発見・早期補修がコストと住宅寿命を守る

外壁のひび割れは、放置してもすぐに大きな問題になるとは限りません。
だからこそ多くの方が「そのうち対応しよう」「見た目だけの問題だから大丈夫だろう」と、対処を後回しにしがちです。
しかし実際には、小さなクラックの放置が、数年後の大規模工事や雨漏り被害へとつながるケースも少なくありません。
特に山形県のように寒暖差や降雪・凍結の影響を受けやすい地域では、クラックから雨水が入り込み、凍害を起こして外壁内部が破壊されるリスクもあります。
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監修者プロフィール

代表取締役
私たちが心から嬉しいのは、お客様に喜んでいただける瞬間です。
今後の展望としては、まずは現在進行形でお世話になっているお客様の大切なお住まいに対し、喜んでいただけるような施工を心掛けていきます。目の前の打ち合わせや工事をしっかりと行うことで、自然と会社としても成長していくと信じています。
最後に、私自身を応援してくれる方々や協力してくれる仲間たちをがっかりさせないように、毎日必死に仕事に取り組んでいます。(笑)
これからも株式会社ハウスケアをどうぞよろしくお願いいたします。
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