外壁塗装したいけどお金がない…費用を抑える7つの方法と今すぐできる対策

「外壁の汚れやヒビが気になってきたけれど、お金がなくてどうしようもない…」

そう感じている方は、実は非常に多いのではないでしょうか。

外壁塗装は住宅を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスですが、相場は一般的な戸建て住宅で70万〜120万円と高額。

今すぐやりたい気持ちはあるけれど、予算的に厳しくて諦めてしまう方も少なくありません。

しかし劣化を放置すればするほど、結果的に費用がさらにかかってしまうこともあるため、「お金がないから何もしない」は実は非常にリスクの高い選択です。

本記事では、「外壁塗装したいけど予算がない」という方に向けて、費用を抑えるための7つの方法と、今すぐできる対処法をご紹介します。

弊社では中間マージン0で適正価格をご提示。

お住まいの状態を丁寧にチェックし、必要な施工内容を明確にしたうえで、わかりやすいお見積もりをご案内します。

費用面の不安を解消するためにも、まずはお気軽にご相談ください。

外壁塗装の費用を抑える7つの方法

外壁塗装の費用は高額になりがちですが、実は工夫次第で10万円〜最大50万円ほどの節約も可能です。

ここでは、「今すぐ全部は払えない」「できるだけ安く抑えたい」という方向けに、現実的かつ効果的な7つの節約方法をご紹介します。

① 複数業者から相見積もりを取る

1社だけで見積もりを取って判断するのは、損をする可能性が高いです。

同じ条件でも、業者によって価格差が10万円〜30万円以上出ることも珍しくありません。

ポイントは、「内容が似ていても細かい項目に差がある」ということ。

例えば塗料のグレード、塗布面積、塗り回数、保証年数などをしっかり比較しましょう。

無料で複数社から一括見積もりが取れるサイトを活用することで、適正価格の業者を見つけやすくなります。

② 使用する塗料のグレードを下げる

塗料の種類によって費用は大きく変わります。

フッ素塗料や無機塗料は高性能ですが、1㎡あたりの単価が高く、全体で数十万円の差が出ることもあります。

そこで、今すぐ予算が確保できない場合は、シリコン塗料やウレタン塗料を選ぶという選択肢も検討しましょう。

シリコン塗料でも10年以上の耐久性があり、価格と性能のバランスが良いため、最もコスパに優れた選択肢として人気があります。

ただし、シリコン塗料とひと口に言っても、製品によって性能や特徴はさまざまです。

後悔しない塗料選びをするためにも、それぞれの塗料のメリット・デメリットを正しく理解しておくことが大切です。

塗料の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

→外壁塗装の塗料の選び方完全ガイド！種類別メリット・デメリットを徹底比較！

③ 外壁と屋根を同時に塗装して足場代を節約

塗装工事で大きな割合を占めるのが、足場設置費用（10万〜20万円前後）です。

外壁と屋根を別々に工事すると、足場代がその都度かかってしまいます。

しかし、同時に施工すれば足場代は1回分で済むため、結果的に大きな節約になります。

屋根の塗装時期が近い、もしくはあと数年で塗る予定があるなら、まとめてやるのが断然お得です。

④ 近隣の家と同時施工を交渉する

分譲地や築年数が近いエリアでは、周囲の家も同じように塗装時期を迎えていることがあります。

そのような場合、近隣の方と一緒に業者を紹介し合い、同時に依頼することで割引が適用されることもあります。

業者側としても一度に複数の家を施工できれば、移動・足場・人件費の効率が良くなるため、値引きが可能になるケースがあるのです。

小規模な町内会単位、マンションの管理組合などでも、まとめて依頼する例が増えています。

⑤ クレジットカード・分割払い・リフォームローンを活用する

「今まとまったお金はないけど、劣化は進んでいる…」

そんな場合は、分割払いやローンの活用を検討してみましょう。

多くの外壁塗装業者では、クレジットカード決済や提携ローン会社による月々数千〜1万円台の分割支払いが可能です。

さらに、金利が低めのリフォームローン（銀行系・信販系）を活用すれば、総支払額を抑えることも可能です。

支払いに不安がある方は、契約前にしっかりシミュレーションしておくと安心です。

⑥ 助成金や補助金制度をチェックする

自治体によっては、外壁塗装に使える助成金や補助制度を設けているところがあります。

特に「省エネリフォーム」「景観保全」「ヒートアイランド対策」などの名目で、最大10万〜20万円ほどの補助が出るケースも。

ただし、地域によって実施状況や申請期間が異なるため、以下の手順で確認するのが確実です。

• 「〇〇市　外壁塗装　補助金」で検索
  
• 役所の住宅課や建築課に電話確認
  
• 書類提出・施工業者の登録要件などを事前に確認

補助金や助成金は申請期間や予算枠が限られているため、早めの情報収集がとても重要です。

うっかり見逃して損をしないためにも、山形県で使える住宅リフォーム支援制度や申請のポイントを、こちらの記事でチェックしておきましょう。

→【2025年最新】山形県の住宅リフォーム支援完全ガイド｜補助金制度や申請手順を徹底解説

⑦ 一部だけ施工・応急処置で延命する

予算が厳しい場合、「全面塗装」ではなく、劣化が激しい部分だけに絞って施工するという選択もあります。

例：

• 南面や日当たりの強い側だけを塗装
  
• ひび割れ部分だけをコーキング補修
  
• チョーキングが起きている面だけのクリーニング＋簡易塗装
  

これはあくまで「応急処置」ですが、数年単位で劣化の進行を遅らせることが可能です。

「今は本格的な工事ができないけれど、完全に放置もしたくない」という方には現実的な手段です。

どうしても今すぐ塗装できない場合の応急対策

予算的に今すぐ外壁塗装をするのはどうしても難しい…。

そんなときでも、「何もしない」より「今できる最善策をとる」ことが、将来的な劣化や出費を抑えるポイントになります。

ここでは、外壁塗装を今すぐ実施できない場合でも、自分でできる応急処置や、劣化を遅らせるメンテナンス方法を3つご紹介します。

① チョーキング現象は軽い洗浄で進行を遅らせる

外壁を触ると白い粉がつく「チョーキング現象」は、塗膜が劣化して防水性が落ちているサインです。

完全に塗装が必要な状態ですが、すぐに塗れない場合は、水と柔らかいブラシで軽く洗浄するだけでも劣化の進行を多少遅らせることができます。

特に南面や直射日光が当たる場所は劣化が早いので、汚れや粉をこまめに落としておくことで、外壁の素材を少しでも保護できます。

※高圧洗浄は逆に外壁を傷める可能性があるため、やりすぎ注意です。

② ひび割れ部分は市販のコーキング材で応急補修

外壁に細かなひび（ヘアクラック）や、中程度のクラックがある場合、雨水が入り込むと内部まで劣化が進行します。

それを防ぐために、ひび割れ部分に市販の外壁用コーキング材を使用して、一時的な補修を行うことが可能です。

ホームセンターやネット通販で購入できる「自己補修キット」や「変成シリコン系コーキング」などが便利です。

ただし、

• 幅2mm以上の大きなクラック
  
• 構造に関わる深い亀裂

 はDIYでは対処できないため、専門業者への相談を優先しましょう。

③ 外壁周辺の環境を整えて劣化を予防する

塗装を先延ばしにする場合でも、外壁の環境を清潔に保つことで劣化スピードを遅らせることができます。

たとえば：

• 外壁に接している植木や草を剪定し、湿気を溜めない
  
• 雨樋（あまどい）や水切り部分の詰まりを掃除し、水が外壁に伝わらないようにする
  
• 換気口や通気部分の目詰まりを防ぐ
  
• エアコン室外機などの排気が外壁に直接当たらないよう配置を見直す

ちょっとした手入れでも、カビ・藻・湿気による劣化をかなり防げるようになります。

④ 専門業者に“診断だけ”依頼しておく

どうしても施工は先になりそうな場合でも、プロに一度診てもらって現状把握をしておくことはとても重要です。

最近では、

• 無料診断（写真レポート付き）
  
• ドローン点検や高所カメラ

など、手軽にできる調査が充実しています。

「今は塗装しないけど、どの程度まで劣化が進んでいるか知りたい」という姿勢でも、診断だけなら歓迎してくれる良心的な業者も多いので、気になる方は一度相談してみるのがおすすめです。

弊社では、最適なリフォームを丁寧にサポートいたします。

無料見積もりで最適なプランを提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装費用が高額になる理由とは？

まずは、「なぜ外壁塗装はこんなにお金がかかるのか？」を知っておくことが大切です。
費用の内訳を理解することで、どこで節約できるか、どの項目に工夫できるかが見えてきます。

外壁塗装の一般的な費用相場

外壁塗装の費用は、建物の大きさや立地条件、使用する塗料によって異なりますが、
30坪〜40坪の戸建て住宅で70万〜120万円程度が一般的です。

費用には、主に以下のような項目が含まれています：

• 足場代（10万〜20万円）：安全に作業を行うために不可欠。
  
• 塗料代（10万〜30万円）：塗料の種類によって大きく変動。
  
• 施工費・人件費（30万〜50万円）：高所作業や専門技術が必要。
  
• 諸経費（交通費・廃材処理費など）
  

これらの合計で、思っていた以上の金額になってしまうことが多いのです。

費用がかさむ背景には「専門性」と「安全性」がある

塗装はただペンキを塗る作業ではありません。

外壁の素材や劣化具合に合わせた下地処理、天候や温度を考慮した塗装スケジュールの調整など、専門的な技術と経験が必要な作業です。

さらに、高所作業である以上、職人の安全確保と適切な施工体制が求められます。

こうした専門性＋安全対策＝高コストという構造になっているのです。

それでも「工夫次第」で安く抑えられる部分はある

「高いからもう無理」と諦めるのはまだ早いかもしれません。

塗料の種類を見直したり、工事のタイミングを工夫したり、見積もりの取り方を変えるだけでも10万〜30万円の差が出るケースもあります。

弊社は山形県内で22年以上の経験から培ったノウハウを活かし、無料で最適な塗料・施工プランをご提案いたします。

無料見積もりで最適なプランを提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

塗装をしないまま放置した場合のリスク

「お金がないし、もう少しだけ我慢しよう…」

そう思って外壁塗装を先延ばしにしている方も多いかもしれません。

しかし、塗り替え時期を逃してしまうと、あとで後悔するような大きなトラブルに発展する可能性があることをご存じでしょうか？

ここでは、外壁塗装をしないまま長期間放置したことで起こりうる代表的なリスクについて、4つの視点から解説します。

① 外壁材そのものが傷んでしまう

外壁の塗膜は、紫外線・雨・風などから建物を守る“バリア”のような役割を果たしています。

そのバリアが劣化してしまうと、外壁材が直接ダメージを受けることになり、素材そのものが割れたり、剥がれたりしてしまう可能性があります。

特に窯業系サイディングなどは、表面が剥がれると中に水を吸い込みやすく、反りや浮き、崩壊といった構造的な劣化に繋がる危険もあります。

ここまで進行すると、もはや塗装だけでは対応できず、サイディングの張り替え＝数十万円〜100万円超の工事が必要になるケースもあります。

② 雨漏りや内部腐食につながる

外壁にヒビや隙間ができたまま放置しておくと、そこから雨水が侵入してしまうことがあります。

一度建物内部に水が入ると、断熱材・柱・下地材などに深刻な被害が出る可能性があります。

その結果として、

• 室内のクロスが浮く
  
• 天井に雨染みができる
  
• 壁内部のカビが発生する
  
• 木部が腐食して耐震性が落ちる
  

といった重大トラブルに繋がるおそれも。

「うちは屋根からではなく、外壁からの雨漏りだった」というケースも非常に多く、気づいたときには大掛かりな修繕が必要になる場合があります。

③ 結果的に費用が高くつく

「今はお金がないからやらない」という判断が、数年後には倍以上の費用負担になることもあります。

例：

• 今塗装すれば80万円で済む → 放置して外壁材が劣化 → 張り替え＋塗装で180万円以上に
  
• 雨漏りが起きてから対応 → 内装補修・断熱材交換・カビ除去費用でさらに出費がかさむ
  

このように、“お金がない”からと放置することが、最もコストがかかる選択肢になることも少なくないのです。

④ 資産価値・見た目の印象が大きく下がる

外壁が色あせ、ヒビ割れや汚れが目立つ家は、どうしても「古い」「手入れされていない」という印象を与えてしまいます。

これは住宅の資産価値や売却価格にも悪影響を与えるポイントです。

将来的に住宅を売却・貸し出す予定がある場合、定期的に塗装をしておくことで、

• 査定額が下がりにくい
  
• 「メンテナンスされている家」として信頼されやすい
  
• リフォーム前提の値引き交渉を防げる

といったメリットが期待できます。

逆に「放置された外観」は買い手からの評価を大きく下げる可能性があります。

外壁塗装は“工夫次第でなんとかなる”

外壁塗装は高額な出費ですが、工夫次第で費用を抑える方法はたくさんあります。

相見積もりや塗料の見直し、分割払いや補助金の活用など、予算が厳しい中でもできることはあります。

「お金がないから」と放置すると、後でもっと大きな出費になるリスクも。

まずは無料診断を受けるだけでもOKです。

今できる範囲で、少しずつでも前に進むことが、後悔のない塗装につながります。

この記事が、その一歩のきっかけになれば幸いです。

まずは弊社の無料見積もりで、気になる費用や工事内容をチェックしてみませんか？

お住まいの状態に合わせた適切なご提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。